日本で普通に生活していると ベリーダンスやアラブ音楽に触れることが あまりないので
どんな音楽でベリーダンスを踊っているのか ご存じない方が多いと思います。
今回は ダンサー目線で アラブ音楽の楽器から解説してみますね。
アラブ音楽でオリエンタルを踊る

ベリーダンスの中でも さまざまな種類があり、ジャンルによって使う音楽も異なります。
\ジャンルに関しての記事/

今回はベリーダンスの基本中の基本で「正統」とも言われている「オリエンタル」で使われる音楽で解説します。
オリエンタルはレストランショーや舞台でも踊られているもので、古典的でもあり名曲を使用することが多いです。
\名曲 5選をピックアップした記事/

アラブ音楽を知る

オリエンタルダンスは 生演奏で踊ることもあって
その空間で やみつきになるくらいの ステキな時間を過ごすことができます。
生演奏で踊れるしあわせは、オリエンタルダンサーの醍醐味でもありますので
曲と奏者をリスペクトし アラブ音楽を知ることも必要だったりします。
初心者の方はレッスンの時に インストラクターが 曲の説明をすると思うので
少しずつ知識を積み重ねることができますし、質問をすると先生も答えてくれますよ^^
アラブ音楽を奏でる楽器
【ウード】

ウードはギターのように弾く弦楽器で
歴史を感じさせるような 哀愁ある音を奏で、会場のお客さまをうっとりさせます。
フォルムは 後ろがまるっこくなっているのが特徴的です。
【カーヌーン】

カーヌーンは 日本でいうお琴のような弦楽器で、アラブ感をたっぷり演出してくれます。
ダンサーはカーヌーンのソロになると 身体全身でステキに音を表現。
【ダラブッカ】

ダラブッカは高めのかわいた音を出す 打楽器です。
インテリアになるぐらいの美しい装飾のものもあり、アラブ音楽を盛り上げてくれる 欠かせない楽器。
生演奏での ダラブッカとダンサーの駆け引きが観れるドラムソロは とても迫力があり、会場が沸く瞬間です。
【ドフ・バイオリン】

ドフ(ダフ)はフレームドラムともいわれている打楽器。
音はダラブッカより低く、たまにダンサーがドフを持って踊ったりします。
バイオリンはみなさんご存知だとおもいます^^
アラブ音楽としてバイオリンが奏でる音色は少しせつなかったり 時には楽しかったり、いろんな表現を聴くことができます。
【アコーディオン】

アコーディオンはジャバラの部分を伸ばしたり縮めたりしながら 鍵盤をひく楽器で
アラブ音楽では「バラディ」という雰囲気を出してくれるパートで活躍します。
【シンセサイザー】

シンセサイザーが入ることで近代的になりますが、古い名曲を演奏するとまた違った良さがあり曲が引き締まります。
【ネイ(ナイ)】
ネイはアラブの夜を感じさせるような ミステリアスな音を出す木製の笛。
ダンサーはヘビのように音を表現したり、ゆったり歩いて観客に風景を想像させたりと
空間を作り出してくれる楽器です。
【ミズマール】
ミズマールはネイよりも高音で 木製の管楽器です。
チャルメラのような耳に残る音で、エジプトの「サイーディ」によく使われています。
※ネイとミズマールは民音音楽博物館でご覧いただけます(他の楽器もたくさん!)。
日本での アラブ音楽 演奏者
日本でご活躍されている アラブ音楽のアーティストさんはたくさんいらっしゃいます。
ベリーダンスイベントで演奏されたり
他でもアラブ音楽のイベントを行なっているとおもいますので
ぜひ足を運んでみてくださいね^^
常味裕司さんはとても有名なアーティストさんで
わかりやすくYouTubeで アラブ音楽の解説をされていたので、ぜひご覧くださいませ。
まとめ
はじめて見る楽器が多いとおもいますが、音楽を聴きながら踊っているうちに自然と覚えたりします。
アラブ音楽は聴いていると いろんな風景が浮かんできて 現実世界から異国へ旅をしている感覚になり
とても心地良いですよ^^
たくさんの音楽に触れてみてくださいね♫
\プロが好む 古き良きアルバム/

